コロナウイルス騒動 今できることを考える

コロナウイルスが蔓延するかどうかの瀬戸際で、店頭ではマスク、アルコール消毒剤が姿を消し、今日はトイレットペーパーが売り切れているそうです。
「何故トイレットペーパー??」という気もしますが、それだけ皆が集団パニックになり始めているのかもしれません。

また安倍政権の不手際を責める声も日増しに強くなっているように感じますが、恐らくコロナ発生から今まで、そしてこれからも現政権に限らず完璧な対応を取ることは極めて難しいのが実情で、ここは民主主義の原則に従って自分たちが選んだ(ルールに従って選ばれた)政権のやることは自分たちの責任という気持ちでこちらも構えるしかないと思っています。
(現政権をことさら擁護する気はありませんが要するにこれも自己責任という意味で言っています)

それよりも、私が相続コンサルタントの端くれとして言いたいのは、こういう時こそ自分が出来ることを考えたほうが良いのではないですか?ということです。
自分の出来ることと言っても手洗いやうがいをするということではなく(もちろんそれも大事ですが)、相続とまでは行かないまでもこういう時だからこそ考えておくことがあるのではないですかという意味です。

これだけ皆がウイルスを警戒して疑心暗鬼になっているのは、やはり未知のウイルスに対する恐怖感だと思います。
効く薬が無いということが生命の危機を感じさせる要因なわけで、今現在、漠然とした生命の危機を感じているのであれば、もし自分がウイルスに感染し万が一亡くなったとすると残された人が困らないための準備が出来ているのか?ということを考えるある意味よい機会と捉えてみてはいかがでしょうか。

ある人が突然亡くなった時に遺族が困ることは、亡くなられた方が

・どこの銀行に口座を持っているのか
・預金はどれくらいあるのか?借金はあるのか?(あるいはないのか)
・不動産は持っているのか
・どういう保険や年金に入っているのか
・証券取引はしていたのか
・他人にお金を貸していないか
・それらの財産をどのように引き継いでほしいのか

といった財産に関わることが多いです。
そういったことが自分の相続人となる人には十分伝わっているでしょうか?
またそういうことを考えると、だったら今のうちに財産目録を作っておこうとか、子供たちに伝えておかなくてはならないことを整理しようとか、それが更に進んで遺言を書いておこうかといったことにもつながります。

また財産のことだけでなく、

・我が家にはどういう親戚がいるのか、またその人たちとの付き合い方や関係性
・家族の歴史
・自分が今までお世話になった人
・今現在気になっていること
・抱えている揉め事
・自分の死後にお願いをしておきたいこと

などを子供や関係のある方々に伝えておくことも、自分に万が一のことがあった時のことを考えると重要なことだと思います。
恐らく横浜沖で停留を余儀なくされた客船の乗客の方にはそういうことを考えた方が少なからずいたのではないかと思います。

こういうことを書くと、こんな時に自分が死んだときのことを考えろとは不謹慎極まりないと立腹される方も多いと思いますが、私としては

要するに未知のウイルスに対する恐怖感は多かれ少なかれ皆が平等に感じています。
人は不安になると誰かのせいにしたくなります。
政府や行政の対応が対象になりやすいですが、甘やかすわけではないですがそもそも完璧な危機管理など難しいのが当たり前です。(もし上手く行けばそれはとても幸運なことです)
もし今一人一人の方が出来ることがあるとするならば、それは自分の身の回りの責任を果たすことだと思います。
もちろん手洗いやうがいの励行、マスクやアルコール消毒液の買いだめもその一つだと思いますが、私が上に書いたようなこともまた、全ての人が出来る自分の危機管理の一つです。
未知のウイルスが怖いのは皆一緒ですが、大切なことは自分の危機管理をすることなしにただ慌てふためいて文句を言うよりも、こういう機会に自分が出来ることをしておく方が生産的ですし大事なことだということです。

随分と偉そうなことを言ってしまいましたが、テレビの報道傾向や野党の某国会議員の発言などを聞いていて少なくとも私はそういうことを思った次第です。

 

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