のし餅つくりのお手伝い

日曜日は日頃お世話になっている方のお店でのし餅づくりをお手伝いしました。
年末にお得意様に販売する正月用ののし餅です。

もち米を蒸して機械に入れて餅にして、それを袋詰めにしたものを麺打ち棒のようなもので四角く伸ばす作業です。

私は袋に入ったお餅を伸ばす作業を担当しましたが、出来立てでアツアツのお餅はなかなか手ごわく、どんなことでもコツがあるものですが私は不器用なので苦戦しました。
また背が高いので腰を曲げながらの作業は腰が痛くて痛くて思わず泣きが入ってしまいました。

ただ作業をしていて感じたのは、私は自営業ですのでお客様に頭を下げることはあっても、人に雇われるという感覚は久しく忘れていたなということでした。
この感覚は20年ぶりぐらいです。
「もっと均等に延ばしてくれないとダメだよ」とか「ほら、ここがよれてる。商品なんだから」と叱られましたが、お給金を頂いて仕事をするということはこういうことなんだと改めて思い出しました。
(と言っても、ほんの軽い叱責程度なのでぬるいお話ですが)

歳を取るとただでさえ叱ってくれる人が少なくなると言いますが、それが自営業者という立場になると失敗して叱られることはあっても、上下関係の中で叱られるということは殆どありません。
そういう意味ではのし餅づくりという仕事そのものよりも、普段とは違う仕事を人の下でするという感覚が新鮮でした。

仕事は朝の9時から夜の10時半までほぼぶっ続けでしたが、一緒に作業した方とも楽しく仕事が出来て、身体は疲れましたが貴重な体験が出来ました。
それに出来立てのお餅はよく伸びて本当においしそうでした。

 

バケツに入った大量のもち米。これを次々と蒸していきます。

もち米

 

 

 

出来上がったお餅が次々と袋詰めされていきます。

 

お正月は皆様に美味しいお餅を食べて頂きたいですね。

 

 

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