大きな被害が出た台風15号ですが、弊社の管理物件でも雨漏りが発生しました。
普段の雨では雨漏りは起きていない建物なので、台風による暴風雨が原因と思われます。
水は防水加工がしてある床や床から立ち上がる防水処理をしている部分よりも下を流れる分には漏れませんが、それを超える高さまで水が溜まったり、風で水が吹き上がると雨漏りにつながります。
シールの亀裂などは目視でもわかりますが、外壁パネル内部で立ち上がりをどれくらいとっているのかは外観を見てもわからないので、経験から目星をつけて、修理して検証をしていくしか方法はありません。
なかなか原因がわからないという点で雨漏りは非常に厄介です。
水の流れる方向と防水加工の状況を確認するとともに推測します。
雨漏りは現地を見てもわからないことも多いので、原因の推測が重要になります。
私も役には立ちませんが梯子を上って現場を確認します。
アルミの梯子はブルブル震えます。
消防団時代には必ず下で梯子を支える補助者をつけるよう指導されましたが、現場では補助者、ヘルメット、命綱なしですから怖いです。
業者さんによる目視チェック。
雨漏りの調査はこれにかかっていると言っても過言ではありません。
笠木と壁の間ののシールの状態も確認します。
今後は、対策の検討→工事の見積もり→建物所有者さんへの説明とご了解→施工という流れになります。
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