英国のスポーツ動画配信サービス「DAZN」
放映権界のクロフネとでもいうべき大手資本です。
2017年にJリーグと10年間で2100億円というとんでもない放映権契約を結んだことでも話題になりました。
DAZNでは月額1890円でいろいろなスポーツが視聴できるのですが、特に携帯電話のドコモユーザーは割引契約で月額約1000円となりお得です。
私はドコモユーザーであり、プロ野球の「カープ女子」ならぬ「カープおじさん」でもあるので、関東ではテレビ放映のないカープ戦を観戦できるDAZNはとても重宝していました。
しかし今年はカープとヤクルトの主催試合の放映権が取れなかったらしく、カープの本拠地の試合と神宮でのビジターゲームは視聴できません。
つまり年間のカープ戦の半分以上は観戦できないわけで、これは契約している意味があるのかな?と思っていました。
そんなところにDAZNでコパ・アメリカ完全放映というお知らせ。
これはちょっと嬉しい。
コパ・アメリカとはいわゆる南米選手権、つまり南米ナンバーワンの国を決める大陸選手権で、ヨーロッパで言うところの「EURO(欧州選手権)」、アジアで言うところの「アジアカップ」です。
南米の混沌としたスタジアムの雰囲気も(見ている分には)最高ですが、特に今回のコパ・アメリカには日本代表チームが招待されており、本気の南米のチームとアウェイで戦えるという、ある意味ワールドカップ以上にタフな試合を体験できる機会になります。
前回1999年にトルシエ監督時代に参加した時には確か1分2敗の勝ち点1。
2連敗のあとボリビアとようやく引き分けたような記憶があります。
日本に親善試合で来日してくる南米チームとは気合の入り方が段違いで、手も足も出ないという様な感じでした。
今回は国際サッカー連盟(FIFA)の選手拘束の規定により、日本代表は若手中心のメンバーで挑みます。
苦戦は必至といった感もありますが、それだけに失うものも無いということで思い切った試合を期待したいです。