お花見、からの盗難

日曜日はお花見でした。
毎年恒例で３月最終週の日曜日に学生時代の仲間と繰り出しています。

メンバーの居住地の関係で大田区の洗足池が会場になることが多く、私としてはちょっと遠いのですが、例年楽しいひと時を過ごしています。

ところが今回は帰りの電車の中で、カバンを置き引きされてしまい大災難でした。
ドアの横に立ち、網棚にカバンを乗せた後は背を向けて携帯で動画鑑賞（高校野球）していたのですから、無防備極まりなく自業自得としか言いようがありませんが、池袋駅で降りようとしたときの「あれ、カバン無い？？」というあっけにとられた感は忘れられません。

結局大宮まで戻った後、交番で盗難届を出し、帰宅後は銀行カード、クレジットカードの休止手続きなど大変な手間でした。
しかも翌朝には、池袋駅の忘れ物預り所から
「カバンと財布が届いています。但し財布の中の現金は全て無くなっています」
との連絡があり、結局凍結したカード類を再び有効化するための手続きをとりました。
カバンと財布が見つかり、仕事に直結する運転免許証や宅建取引士証、あるいは保険証や資格証などが戻って来たのは不幸中の幸いでしたが、痛かったのは小銭ポケットに自宅の鍵を入れており、それも無くなっていたことです。
結局、現金１万数千円に加え、自宅鍵の交換代など痛い出費となりました。

犯人は足がつきやすいカード類には目もくれず、現金だけを素早く抜き取ったみたいですから手慣れたものです。

お花見のつもりが高い授業料となりましたが、今後は気を付けないとだめですね。

何度も通ったことのある池袋駅の中央コンコースにある忘れ物承り所。
こんなとこにあるとは知らなかった。

再会したカバン。
前日の交番では「大体いくらぐらいの価値なの？」と聞かれて、「いやー使い古してますし、１０００円くらいですかね」と答えたカバンです。
その後、ペンケース１００円、ボールペン５０円と被害額を確定していく作業。
聞かれる私も相当面倒くさいかったですが、おまわりさんはもっと面倒だったと思います。

洗足池の桜はとてもきれいでした。
人もたくさん出ていました。