新元号「令和」

新元号が決まりました。
私の回りでも、新しい元号は何か？ということが話題になっていましたが、予想通り、誰も予想していなかった名称に決まりました（笑）
今回の元号改正は天皇陛下の崩御に伴うものではないため、前向きな感覚で迎られるのが良いですね。

私は「令和」と聞いたときに、「命令」というニュアンスは感じませんでしたが、「冷たい」という字と似ているため、「怜悧」とかの言葉が頭に浮かび暖かさよりは冷たさ、今風に言えばエッジの効いた感じを持ちました。
あと「令」の字は書きづらそう、バランスがとりづらそうとも感じました。
とは言え、もとより新元号に不満があるわけでもなく、私にとっては昭和、平成に続く３つ目の元号。
良いじゃないかと素直に受け入れたいと思っています。

元号については色々な意見があるようですが、文字そのものにニュアンスがあるというのは漢字文化の特徴だと思いますし、長く続くものには相応の理由があり、価値があると思っています。
ただ実用性という意味では、賃貸借契約書のように将来にわたる期間を記載する際などには不都合を感じる時がないでもありません。
役所の書類は今も和暦表示で、これもわかりづらいと指摘されますが、むしろ役所だけはいつまでも和暦を使っていれば、民間がどんどん西暦表示に切り替わっても元号は少しフォーマルな雰囲気を保ちつつ、いつも身近なところにあるように思います。

ともあれ平成も残すところあと１ヶ月足らず。
「次の元号が決まるとき、私は何歳なんだろう」
などと考えつつ、最後の平成時代を過ごしたいと思います。