改代町でセミナー

所属する相続診断協会に紹介されたセミナーを受講してきました。

講座名は「相続実務アルゴリズム講座」
配布されたテキストのタイトルが「相続相談時に実行される思考の言語化」

タイトルからすると、相続の実務を定式的に落とし込んでいく内容なのかなと思ったいましたが、実際は何というかうまく言葉で表現できない不思議なセミナーでした。

話しの内容があっちこっちに飛びまくり、それが最後に集約してくるのかと思えば集約しているようなしていないような、かと言って散漫でタメにならなかったかと言えばそうではなく、何か頭の中にざわざわとした印象が残りました。
受けて終わりではなく、その後自分でいろいろ考えさせられるセミナーと言えば正しいのかもしれません。
ただ、一般の方の受講もできるセミナーですが、相続の予備知識がない方が受けてもいきなりでは何のことやらと消化不良になる可能性は高いと思います。
セミナー名は上に書いてある通りですので、私の説明では何のことやらわからないと思いますので、もしご興味のある方がいらっしゃればご自身で調べてみて頂ければと思います。

ところでこのセミナーの会場ですが、東京メトロ有楽町線の「江戸川橋」が最寄りとなり、住所は新宿区改代町(かいだいちょう)というところにありました。
今やどっぷりと浸かった埼玉県民の私とは言え、30過ぎまでは都内で働いていましたし、今も決して東京へ行く機会と無縁という訳でもないのですが、この町名は初めて聞きました。
と言いますか新宿区って昔ながらの町名が今も結構残っているんですよね。
実は私の祖母もこの近くの「矢来町(やらいちょう)」の出なのですが、矢来町は昭和の名人と言われた落語家の古今亭志ん朝の自宅があったりして一般的にもそれなりに有名ですが、改代町は初めて聞きました。(地元の方すいません!)

ただ、初めて降りて、初めて歩く街はいいものです。
しかも改代町は無機質なオフィス街ではなく、現役の商店街があり、新しい建物もあれば、少しレトロな建物もあり、働く人と住む人が入り混じった人の生活が息づく街という印象でした。
自分の知らないパラレルワールドに迷い込んだ感も無きにしもあらずで、何やら不思議な気持ちになりました。

セミナーも不思議、街も不思議、その日は不思議尽くしの楽しい体験ができました。

現役の商店街を見ると嬉しくなります。
時間があれば、こういうところで軽く飲んで帰りたかったです。

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